こんにちは、へこです。
最初に言っておきますが、私はSNSで一切人気者ではありません!
いつもSNSですんごいフォロワーを抱えたクリエイターの方々を見て
「いいなあ〜たくさんの人に見てもらえて…」
などと羨望の眼差しをねっとり送っております!
そんな私が気になったのは、画力も高くてフォロワーもたくさんいるイラストレーターさんたちの中には何故か毎月のように「お仕事を募集」している人がちらほらいるのです。人気も実力もあるはずなのにどうして?
対する私はSNSはショボいもんですが、お仕事は一応潤沢にもらえています。何故なのか。
気になるイラストレーターのお仕事事情を私なりに分析してみました。(泣笑)
SNSのフォロワー=取引先の数ではない
フォロワーが全員取引先だったら、お仕事捌ききれません。
フォロワーは取引先ではなく、ファンです。
ファンというのは良くも悪くも無責任なもので、応援はしてくれるけどお金を出すかどうかはファンの程度によります。
特にSNSは誰もが気軽にフォローリムーブができますからそこにお金は絡みません。
イラストという、目で見て価値を決めるタイプの娯楽だと、特にお金を払わず鑑賞できるのでそれで満足してしまいます。
イラストを手放しで買ってくれるファンもいるのでしょうが、生活できるほどのお金を稼ぐには少し苦労するかもしれません。
取引先に敬遠されている可能性
いろんな飲みニケーションを経て私が聞いたプロデューサーさんとの生の会話を再現しますね。

プロデューサー業大変そうですね〜

最近いいイラストレーターさん捕まらなくて

そうなんですか?お仕事募集中の人気イラストレーターさん、SNSで見ますけど

うーん…フォロワーが多い若い人は修正かけた時、スムーズに進まないことがあるんだよね

ほう…
要約すると…
実務経験はあまりないのに人気はあるから、ちょっと天狗になっている人もいる印象。
仕事としてはこちらの要望や修正を反映してくれないことも。下手するとクライアントの対応を批判するコメントをSNSに流す人もいるから…一概にフォロワーが多い人気者がいい仕事ができる人とは限らない。
と言う話です。
確かに同じ技術を持っているとしたら、やりとりが面倒な新人よりすでに取引しているベテランの方に頼みたくなりますね…
フォロワーとクライアントでは全く別のベクトルでイラストレーターさんを見ているということがわかります。
SNS以外の営業活動を積極的にしていない
WEBでもリアルでも営業活動は大事です。
SNSでお仕事を募集している人はここでしか宣伝、営業をしていないかもしれません。
…でも
案件を持っていない“ファン”に営業をいくらかけても仕事をくれる確率は低いです。
名刺交換会へ行ったり、クリエイターの交流会に行ったり…営業方法はたくさんあると思います。
例えばこちら

私の場合はSNS以外の草分け活動が実を結んでお仕事に繋がっているので、侮れないです。
(逆にもっとSNSで営業活動をしないとなあ…と反省しきりです。)
SNSのフォロワー数も営業の役に立つ
ここまでは残念な話ばかりでしたが、フォロワーが多いのは確実にメリットになります。
人気を扱う業種に有効
カードゲーム系イラストや、本の表紙などは商品そのものを盛り立てるためのイラストですが、イラスト買いや表紙買いをすることも少なくありません。
ましてやそれが好きなイラストレーターさんが描いたものだったら、商品そのものの価値を度外視してイラストレーターさん買いをすることもあります。
自分のフォロワー数を提げて、上記のような案件を取り扱っている会社に思い切って連絡を取ってみるのもアリだと思います。
「自分を使えばこれだけのユーザーにアピールできます!」といえるのはかなり強いと思います。
通販やイベントで直販
フォロワーがファンという事は直接イラストを売ることももちろんできます。
最近は在庫を抱えることなく、製作から決済までやってくれるpixivFACTORYなどもありますから、気軽にグッズや本を作って販売もできます。
イベントに参加して直接グッズを販売するのもいいと思います。
直接フォロワーさんやファンに会えるのはモチベーションになりますし、新たなファンも獲得できるチャンスです!
ただ、先にも書きましたがこの方法はお仕事に直接つながるというよりは自分のブランド化を促進するものなので物販を始めたばかりの時は儲けは薄い可能性があります。
まとめ
SNSは便利なツールです。
でもこれだけではお仕事がもらえないことも知っておかないと損をしてしまいます。
アンテナを常に張って自分のアピール方法を考えていけばお仕事もらえるはずなので、ジタバタしながらも頑張っていきたいですね。
とりあえず私はこんな生意気な文章を書いてる場合じゃないですね。もう少しフォロワーさんを増やせるようにSNSちゃんと使っていこう…